ウィッグ素材や製造元の特徴をマスターしよう!
ウィッグを購入しようと思っている人はちょっと待った!!!
ウィッグ素材の事を何も知らないで購入すると後で痛い目に遭うかもしれません。「買って後悔した・・・。」なんて事がないように、しっかりとウィッグに使われている素材や産地をマスターしましょう!
国産 |
韓国産 |
中国産 |
人毛 |
耐熱ファイバー(人工毛) |
非耐熱ファイバー |
耐熱、非耐熱の分け方は180度まで耐えれるかが基準となります。
例:
人毛 + ファイバー
韓国産 + 中国産
など
ウィッグの素材や製造元が違うと何が違うの?
一言でウィッグと言っても素材や製造元が違う事がわかりました。
では、次にウィッグの素材や製造元が違えば何が変わってくるのかご紹介したいと思います。
価格が違う
やはり人毛のウィッグの方が価格は高いです。ファイバーは人工(化学繊維)で作られている毛なので比較的値段は安いですね。
また、ファイバーの中でも価格が変わってきます。国産のファイバーが1番高く、次いで韓国産のファイバー、韓国・中国産をミックスした(MIXファイバー)、中国産のファイバーとなっています。
質感が違う(手触り)
質感が良い順は
人毛 > 国産ファイバー > 韓国製ファイバー > 中国産ファイバー
やはり質感は人毛が1番手触りが良いですね。人毛特有のキューティクルや自然なツヤ感があるので、人工毛のウィッグとは全然異なってきます。
また、人毛だと気にせずにドライヤーやコテなども使用することができます。
「ファイバーではドライヤーやコテはできないの!?」
一部を除いてはファイバーでも可能です。注意しなければいけないポイントはウィッグを購入する際に「耐熱ファイバー」かどうか確認してください。耐熱のファイバーだと大体のウィッグだと180度まで熱に耐える事ができるのです。
「非耐熱ファイバー」の場合は、耐熱加工を施していないため、熱に弱く、ドライヤーやコテを使うとウィッグが縮れてしまって繊維を痛めてしまう恐れがあるのです。
ツヤ感が違う
ツヤ感がある順
国産ファイバー > 韓国産ファイバー > 中国産ファイバー > 人毛
人毛は自然なツヤ感があるのでナチュラルなツヤが出て違和感はあまり感じないと思います。
一方で、ファイバーは化学繊維の為、人毛にはない特有のツヤ感が出てしまうのです。ほとんどのファイバー製のウィッグはツヤ感があり過ぎてしまうので一度洗ってツヤ感を無くすかしないと対応できないかと思います。
絡まりやすさが違う
絡まりやすい順
中国産ファイバー > 韓国産ファイバー > 国産ファイバー > 人毛
ファイバーと言っても使っている繊維が違うのか、絡まりやすさが違うのです。1番絡まりやすいと言われているのが「中国産のファイバー」です。次に「韓国産ファイバー」です。
国産のファイバーや人毛では質が違うので絡まりにくい性質になっています。
毛の太さが違う
毛の太い順
国産 > 韓国産 > 中国産
毛の太さは国産のファイバーが太いです。自分の毛質が太い人だと国産のファイバーがおすすめかもしれませんね。やや太いかなって思う人は韓国産のファイバーがいいかもしれません。私はちょっと毛質が細いから・・・そんな人は中国産のファイバーだったりMIXファイバーを選んでもいいかもしれません。
毛の固さが違う
毛の固い順
韓国産 > 中国産 > 国産
毛の太さは国産だったのに対し、毛の固さに関しては韓国産や中国産が固い模様です。使っている繊維の質に違いがあるかもしれませんね。どちらかと言えば、国産のファイバーは柔らかい繊維を使っているので毛質も柔らかな感じに仕上がるのです。
使い勝手が違う
人毛とファイバーを比較するとどうしても人毛の方がキューティクルがありツヤ感もナチュラルなことからカラーリングも楽しむ事が出来るのです。より自然に髪に色が入っていくのでファイバーよりもカラーリングに適しています。
ファイバーにはカラーリングがあまり楽しめない分、手軽さが”うり”なのです。
人毛ウィッグと違い、ヘアスタイルが最初から仕上がっているので、細かなスタイリング剤をつけなくてもすぐ仕上げる事が出来ます。それに、湿気にも強いのでハネたり緩んだりしにくくなっているのです。日光にも比較的強いので、紫外線による脱色も少ないのです。
そして何より価格が安いのが魅力なので、色々な種類のウィッグを揃えてその日の気分で使い分けたりできるので、使い勝手は良いと思います。